miho’s blog

ラフにラブの備忘録

好きなものがあるということ

好きなものがあると人生が、世界が地続きな感覚があって精神衛生上良いという話。そして、SixTONESありがとうおめでとうの話。


基本的に私が文章を書きたくなるときは、精神がやられているときだ。

現在24歳だけど、気持ちが1番やられていたのは、世間では楽しいはずの大学3,4年生頃だった。何不自由なく、ちゃんと学校もバイトも行って、友達も少ないけどそれなりにいて、恋愛もたまにして、かなり恵まれていたはず。だけど、なんとなくぼんやりとずっと死にたいという感情が心の中にあって、表面上は生きていたけど、内面は完全に死んでいた。

その時期に詩を書こうと思い立って、インスタにそれ用のアカウントを作ったのだが(ちなみに今もある)、まぁ内容が酷い。自分で書いたから言っていることが分からないでもないけど、なぜこんなにも病んでいるの?と問い詰めたくなるほど。アカウントを消さないでいるのは、この当時の気持ちを無い物にしたくないという思いもあるし、単純に自分の笑い話として振り返りたいから。


そんなこんなで大学を卒業して社会人3年目になった。ストレス的には今のほうが確実に溜まっているけど、死にたいとは思わない。

それはなぜかというと、好きなもの(正確に言うと応援したいもの)ができたから。

昔からそれなりにハマるものはあったが、「応援する」という行為はしたことがなかったように思う。

音楽映画本洋服とか、一通りサブカルと言われがちなものを通ってきたけど、なんとなく一過性。自分の知識として蓄えられてはいるものの、それで?って感覚。(こうなると本当に好きだったのかも怪しい)


そんな精神がやられていた私に突如刺さった一本の矢。まさかまさかのアイドル、しかもジャニーズ。旧友にはお前の周りだけ天変地異でも起きたの?と言われるくらい、自分でも絶対に踏み入れないと思っていた世界。


人生何が起こるか分からないとか、人は一瞬で変わるとか、本当かよと思っていたけど本当だった。これだから死ねないんだよって言っていた大人の気持ちも少し分かった。


とにかく私は今とても楽しい。

久しぶりにこういう感覚でいる。

文章を書いているからまた病みはじまったのかと思われるかもしれないが、ようやくこの衝撃が少し落ち着いて文章が書けるようになっただけ。事実、アイドルにハマってから、このブログの更新頻度はゼロに近く(おかげでパスワードを忘れた)、それは書いて鬱憤を晴らす必要がなかったことを意味している。


応援したい、ということはこの先の未来がより良いものになるように祈ることだと思う。

明日はこれが楽しみ、あと何日であれが待ってる、これから何が起こるのか、一緒に楽しみたい、一緒に頑張りたいという、人生が続いている感覚、続いて欲しい感覚が自分の中にある。大げさかもしれないが、生きているからこそ見られるものってたくさんあるんだな。やっと気付いた。

もちろんそれだけじゃどうにもならないこともある。自分自身で頑張らないといけないこととか予測不可能なこととか。そんな状況でも頑張りたい理由生きたい理由があるって素敵じゃない?生きていてよかった、この先もっと良くなると思えるときが、少しでも増えたらいいなと願い締めさせて頂きます。


2019年12月25日、クリスマス。SixTONESのデビュー曲Imitation RainのMV公開日。

MVを観る前にこれを書きました。私の生活をまんまと変えてくれた彼ら。そして今後もまだ見ぬ世界がたくさん待っているでしょう。これからのSixTONESとファンにたくさんの幸せが訪れますように。愛を込めて。



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