miho’s blog

ラフにラブの備忘録

ライアー×ライアー感想文

 

ふせったー再掲

 

ライアー×ライアー鑑賞直後の感想文

 

単なるラブストーリーかと思ったら多様性とか今話題になっているような議題とかそういう面もはらんでいたという話(盛大なネタバレ)

 

まず最初に北斗くんはじめ、キャストスタッフさん方、作品を届けてくださって本当にありがとうございました。このご時世でたくさんの制限がある中で丁寧に作品を作り上げて頂いたおかげで私はエンターテイメントを楽しめています。本当に感謝です。

 

今回は原作を読まずに鑑賞したのでどこが取り入れられて省かれたのかは分からない上での下記感想です。

オタクとしていろんな感情が先走ってしまったけど今回はそこを抜きにして書いてみたいと思います。

 


単なるラブコメじゃないという話はいろんなメディアで北斗くんから聞いていたけど、本当にそうだった。

予告や設定からなんとなくの結末は見えていたものの、思ったより深く切り込んだなぁという印象。(観た方なら分かってくれるだろうか…)


表題にあげた多様性やジェンダー論、他者を認め合う社会等々、昨今如実に叫ばれている問題の一部にアタックした作品だったと思う。ななちゃんも舞台挨拶で言っていた元気を届けるということも含め、とても良いタイミングでの公開だったのでは。


そういう意味でのポイントは間違いなく烏丸くんで、いわゆる義理の姉弟の恋愛に対しての世論を表した役どころ。あんな優しい青年がそんなこと言わんやろと正直思ったけど、あえて脚本はあの強い言葉にしたんだろうなと思う。(原作はどうなんだろう)

観賞後も根強くあのセリフは印象に残っていて、だからこそラストシーンに向かって素敵で愛に溢れたものになっていたなぁと思う。

 

好きな気持ちだけで突き進める世界ってなんでこんなに難しいんだろうなぁ。本人たちが良くても周囲や世間が良しとしないこと、嫌悪感を抱くもの、まだまだたくさんこの世にあるから、もっと柔軟に素直な愛の気持ちを尊重できる世界になってほしい。

 


なんだか全然まとまってないので書き換えるかもですが鑑賞直後の率直な感想はこんな感じで。


監督さんもおっしゃっていたけど、愛の映画だった。同じ方向を向いて終わる素敵な映画でした。


映画館で観ることができて本当に良かった。